shop@quietfunk.com
きっかけは、1通のメールでした。
『quiet funk の好きな兄が被災して、津波で自宅が流され釣り具コレクションなど一式を失って肩を落としているので、元気づけに応援メッセージをいただけませんか?』 という、実弟さんからのメールでした。幸い、一命はとりとめたそうですが、その後は避難所での不自由な生活を余儀なくされました(*注1)
その後、何度かのやりとりの後、弟さんから一冊の本をいただきました。河北新報社
『巨大津波が襲った』3.11震災の記録を綴った写真集です。
思わず目を背けたくなるような圧倒的な現実がそこにあります。しかし、子供たちの笑顔に希望の光を垣間見ることも出来ました。
大人を笑顔にしてくれるものは、なんでしょう?
大好きなことをしている時・・バス釣りをしている時・・
しかし、のんびり釣りを楽しむ気分で無いかもしれません。
その前に、釣りが出来る状況ではないかもしれません・・・
ニュース以外で被災地の詳しい状況は、私たちに窺い知ることはできません。本当に必要とされている物と、提供されるもののギャップもあるでしょう。
募金や寄付による資金が一番必要なのはもちろんです。しかし、多額の金銭的支援は出来ないけれど、物資の支援やボランティアなら出来ると思う人はたくさんいると思います。
自分達にしかできない何かはないかと考えておりました。
バス釣りという共通の趣味を通して、繋がるコミュニティの和みたいなもの・・
たとえば、津波で釣り具を失った人に、全国の釣り人から要らなくなったロッドやルアーを募集して被災者にお渡しする。
このサイトがその窓口になって、集めた釣り具は責任を持ってお届けする。
その告知などを、被災地近辺の方々や取次店にお願いする。
集めた釣り具をチャリティ等に出品して寄付することもできますが、もっとダイレクトに、届けることができれば、送った人も受け取った人もより幸せな気持ちになれるのでは・・と思っています。
そして、受け取った人は、送った人にお礼するのではなく、他の誰か必要としている人に、何かを手渡す事(次に渡す)が出来たら、ハッピーの連鎖が起こって皆ハッピーになるという、
ペイ・フォワード現象が理想です。
まずは、小さな一歩ですが、始めてみました。
● 被災された方からの、投稿募集中!!
受け取る方は、東北関東大震災で被災された方とさせていただきます。
今必要な物(釣具に限らず)、近況の写真、被害の状況など可能な範囲で結構ですのでご記入いただけたら幸いです。
送信先は shop@quietfunk.com までお願いします。
ご住所、お名前、電話番号を明記してください(掲載するのは、都道府県とお名前のみです)
本名・匿名いずれでも掲載OKです(匿名希望の際は、ペンネームをお知らせください)
● 支援・提供していただける方は、支援したい投稿記事のコメント欄に記入してください。
コメントは、内容を確認後UPさせていただきます。
送付先については、後ほどご連絡いたします。
ペイ・フォワードの精神により、支援物資は、基本的に当社にお送りいただいた後、被災者の方にお届けすることとします(大型の荷物や生ものなどで、被災者の方の了解が得られれば、直接お送りいただくことも可能です)
(*注1)2013年ご自宅を再建されました。
●このプロジェクトに関するご意見、ご感想は shop@quietfunk.com までお願いします。
企画・運営/
クワイエットファンク クラフトワークス
